庭園散策
先日、買った「まるごと京阪沿線」*1と言う沿線ガイドブックの中で気になる食堂があって、今日お昼を食べに八幡市方面へメイタンで行った。お店は「小谷食堂(こたにしょくどう)」と言ってお店のお薦めメニューは「カレー中華」*2でどんな味かとても興味があって早速注文、カレー中華と生卵飯小*3を食べました。味はスパイスが効いていて私的にはまぁまぁって感じだった。
その後で松花堂庭園・美術館*4の前を通ったので入ってみる事にしました。
障害者は八幡市在住なら無料でそれ以外ならば2割引と言うことでした。あと「吉兆」の支店が入っていて本場の松花堂弁当も食べる事も出来ます。
庭園と美術館があるんだけど、今回は庭園を回る事にしました。入園料を払って池に鯉がいるので鯉の餌を1袋買って庭園の散策開始。身近にこんな雰囲気のいいところがあるなんて…穴場だわ*5
少し歩くと池があるので、買った餌を早速撒いてみるとすんごい、くいじのはってる鯉がいる反面、幾ら近くに餌をばら撒いても殆ど反応しない鯉もいて、お腹が空いていなければ食べない鯉もいるんかなぁ〜なんて思ったりして、バクバク食べまくる鯉達に餌を大盤振る舞いしたのであった(笑)
庭園内に幾つかの茶室があってその中の一つ「梅隠」の傍に「水琴窟」があって実際音を聞くことが出来るのでサンディと二人で水を流して楽しんでおりました。
水琴窟とは
水琴窟とは、日本庭園の茶室入口の蹲踞(つくばい)や、書院縁先手水鉢の鉢前水門に造られた日本独自の庭園施設です。そのルーツは古く、江戸初期の大名茶人・小堀遠州が創案した蹲踞の余水の排水装置「洞水門」から発祥したとも云われ、江戸時代製作のものと見られる水琴窟が、京都や鳥取、岐阜、三重などで発見されています。名前の由来は定かではありませんが、鉢前水門の下に底に小さな穴を開けた甕を伏せて埋めるという構造と、手を洗った水が穴から水滴となって甕底に溜まった水面に落ち、甕中で反響するその音色が琴に似ていることから、江戸時代の粋人達や庭師から「水琴窟」と呼称されたようです。(日本水琴窟フォーラムにて)
茶室などの近くには必ず「待屋」があってそこから見る庭園の風情もいい感じ。丁度雨も降ってきて雨の庭園もこれまたいい雰囲気でボーッとしているのも楽しい。かなり雨が激しく降ってきたのと他の予定があったのでゆっくり出来なかったんだけど秋頃になると紅葉が綺麗でこれまた楽しみだし、次回は子供たち*6を連れて撮影会をしたいわぁ〜なんて思っています。まずは新居に移ってからになるけどね。
吉兆から庭園を見ながら松花堂弁当を食べるのも良いかも(なんてね)
写真は今から庭園の「内園」に入る入り口前にて
松花堂庭園・美術館についてはこちら→http://www.hot-town.net/