Rainのポスターを見る王爽さん


昨年の11月、中国での嘘のような本当に奇蹟のようなお話…
とにかく私のなんちゃって翻訳なので大体の内容はこんな感じだと思って読んでください(完ぺきを求めないでくださいね)


北京天壇病院に入院中の王爽さんは以前スケート・ショートトラックの選手でした。彼女は3か月以上この病院に入院していますが今、少しずつ快方に向かっています


彼女の看病などで疲れている彼女の両親の今一番の願いは少しでも娘の病状が良くなって「北京博愛病院」に転移して治療ができることです。


この数か月の治療を通して王爽の病状は劇的に好転しています。


王爽さんが日ごと良くなる姿を見て両親の顔も嬉しくて笑顔がこぼれます。王爽さんが発病してから今まですでに半年以上が過ぎました。両親は昼夜を問わず彼女の看病をしているので看病疲れでやつれてみえます。


話をした中で彼女のお母さんが娘の命が危なくなった時の事を話し始めました。「医者は私たちに言いました。彼女が生きていると言っても植物人間かもしれません。たとえ彼女が植物人間になったとしても、私たちにも生活が」といいました。


娘がいなくなるなんて…お母さんはそう言いながら涙ぐむ目をこすっていました。


娘の頭を触りながらお母さんは笑って言います。今このようなことが言えるのもここまで回復できたからで本当に奇蹟のようです。今はもう歩くこともできるようになって、意識はまだ記憶が回復したわけではありませんが少しずつ訓練でよくなってきています。


隣にいた父さんが言いました。
彼女の今このような状況について医者が北京博愛病院に転院することが彼女のためにはいいのではといいました。そこでさらなる治療で回復できるかもしれませんが、しかしそこの病院に行くことをあまり気乗りしていません。


生死をさまよう経験をした中で3人はいつも一緒です。苦しいことがあってもその中で楽しいことを見つけて騒ぐんです。


王爽の楽しく感じる一番の方法は彼女の大好きな韓国のスターRainです。彼女はお父さんとお母さんを笑わせることが大好きです。そして彼女はいつもRainについての話をしています。お父さんにRainが目の小さい男性だという事を教えたり、さらなる魅力について話をします。


知らなかった両親も娘の記憶に残っているスターの出演してる作品を見たりしています。

彼女が脳の病気の後遺症で記憶に障害がある中で彼女の好きなRainの写真などを見せた時はじめて話した言葉が「この人はRainだ、私のスターの」と言ったそうです。凄いですね。


人それぞれの与えられた事をたとえそばにいなくてもちゃんとそれぞれの人たちに勇気や希望や愛を与えてくれる存在というのは…。


もっともっと沢山の人たちに勇気と希望を与え続けてくれるジフニ。
そんなみんなが苦しくても頑張ってるからジフニも頑張れるんじゃないかなと思うようなお話です。


先日の中田ヒデさんの番組の最後の方でアフリカの現状を見た時に報道陣から「この悲惨さについてどうおもいますか?」という質問に「悲惨だからって悪い面ばかりじゃなくていい面もあるだろうしそれを実際見ない限りは意味がないし悲惨なものを伝えるのも大事、でも逆にシンプルに何をしたら彼らは喜ぶのかそれを知る方が僕にとっては大事」と言っていましたが凄いなぁと思いました。


悲惨なことは見たらわかります。だからと言って悲惨だと嘆くよりもその中でそれぞれの出来る喜びこそが勇気や希望につながるんじゃないかなって。それぞれ与えられている使命というものがあるとしたら中田さんやジフニにしかできないことも沢山あるという事をこの王爽さんとテレビを見て感じました。