ブラザーフット鑑賞

予め私は本を読んでいるので展開がわかっているんだけどそれでも涙してしまったわ(T_T)でも、心配だったのは玉ちゃん、この作品は朝鮮戦争に翻弄される兄弟のお話しで殆どのシーンが朝鮮戦争の戦闘シーンだから当然血は飛び散るわ、そりゃ凄かったです*1

単なる戦争映画ではなくて、同じ民族の人間が敵味方になって戦わなければならない矛盾、そして家族を愛する1人1人の人間がその戦いに自分や家族の意思とは関係なく行かなければならない現実。

どちらが悪いとかそういう問題ではなく、そういう時代が事実としてあった事、そしてそれは終わったわけではなくて現在も進行形なのだと言う事を改めて感じた作品だった。韓国と北朝鮮は今現在でも休戦中、そうまだ戦時中なのですよ。

今、韓流ブームみたいだけど、こういう映画を観る事で隣の国である韓国の歴史や文化、習慣にも興味を持ってくれるといいなぁ〜なんて思うんだけどなぁ。

主演のチャン・ドンゴンは凄くいい演技をしていたし*2ウォンビンも自分の除隊させる為に狂気に満ちて行く兄に対する戸惑い、成長して行く弟役を好演していましたよ〜。


写真は「ブラザーフット」の映画パンフレット&ノベライズ本
映画ブラザーフット公式HP→http://www.brotherhood-movie.jp/

*1:かなりリアルな戦闘シーンだった。玉ちゃん曰く「プライベートライアンも凄かったけどこっちの方が凄い」との事

*2:やっぱアジアの俳優の良い所は目の演技が素晴らしいと思うわ、この作品のドンゴンさんもそうだけど