色々紹介

こんな本も出ていたのね(いつの間にか…)

11月12日(土)から劇場公開される、イ・ヨンエさんの最新映画「親切なクムジャさん」のノベライズ本。
チャングムの誓い(大長今)」から一転、無実の罪で13年刑務所に服役した女性が復讐するストーリー。因みに「クムジャ」と言う名前は韓国の高齢の人に多い名前らしいです。
どんな悪女をヨンエssiが演じているのかとても楽しみな作品でもあります。(日本公開が早くて嬉しい限りです)

泰造 見てますか?

泰造 見てますか?

カメラマン一ノ瀬泰造さんのお母様である「信子」さんが書いた泰造さんがカンボジアで行方不明になってから遺骨が見つかって更に現在までの事がつづられいる本です。
もちろん、泰造さんが撮影した様々な写真も載っています。わたしは泰造さんの人間臭い部分がとても好きです。(キャパにしても沢田恭一さんにしてもあんまり人間臭いと言うか生臭さと言うのは感じませんが泰造さんはある意味とっても生臭さを感じるカメラマンだと私は思います)

1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)

1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)

いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記 (幻冬舎文庫)

いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記 (幻冬舎文庫)

今、テレビドラマで放送中の「1リットルの涙」の原作とお母様の書かれた手記。
生きていたらサンディと私の間くらいの年齢になっていたはずの木藤亜也さんの闘病記。
わたしはもし、自分にどんな事が起きたとしても必ず自分の病気は告知して欲しいと思っているし、それがどんなに過酷な事だったり絶望的だったとしても、自分に与えられた試練なんだと思っているからそれに立ち向かって行くつもりです。
膝の手術をした時、本当に毎日リハビリが痛くて辛くて、「こんな痛い思いするくらいならもう、膝が曲がらないままでもいい、再度、手術でも何でもして膝が動くようにして欲しい」と思っていた時、ある人に電話をして自分の今の苦しい状況を延々と話をしました。
最初はこんな辛い思いをしているわたしに対して相手に「共感」と「なぐさめ」を求めていたんです(自分では意識してなかったけれど)
でも、その人はわたしの思いと違う反応をしてくるんです。わたしはもどかしくて「この人はわたしの辛さとか痛さとか全然理解してくれない」と思っていました。
でも、時間が経つにしたがってその人が「メイメイは今とっても辛いだろうし、痛いだろうし大変だと思う。でもね、あなたは今までにもっと辛い事や悲しい事を頑張って乗り越えてきたんだから、今の事もきっと乗り越えられるはずだし、人間乗り越えられない試練なんて与えられないんだよ」という言葉に「そうだ、今までだって色んな事あったけど乗り越えてきた、そうだここで負けたら駄目だ、これも自分に与えられた試練なんだから負けたら相手の思うツボなんだ、乗り越えられない試練は無いんだ」と教えてくれたその人に本当に感謝しましたし、それからも相変わらず痛いリハビリと戦いながら(もう小さい病院中にわたしの悲鳴が毎日響き渡っていたほどですから)今、こうして一応歩く事が出来ているんだもんね。
自分の置かれている境遇を嘆いていても何にも変わらないんですもんね。みんな言葉ではわかっていても、実際思うばかりで行動できない人は本当に多いみたいです。
テレビをみて原作が読みたくなったんです。