糖尿病患者に朗報、夢の吸入式インスリン初承認

今日の読売新聞の夕刊に興味深い記事が…

 【ワシントン=笹沢教一】米食品医薬品局(FDA)は27日、インスリンを口から吸入する方式の糖尿病患者向け治療薬を承認した。

 これまで自己注射などの形で行われてきたインスリンの投与が、吸入式で行えるようになることで、患者の負担は大きく軽減されることになる。

 FDAが承認したのは米ファイザー社が申請していた「エクスベラ」。ほかの2社と共同開発の形態を取っている。食前に特殊な吸入器で微粒子状のインスリンを吸入し、肺に送り込むというもので、適応対象は1型と2型糖尿病の成人。欧州委員会もこの薬を26日に承認した。

 全米糖尿病協会によると、米国の糖尿病患者は2100万人を数え、500万人が自己注射を行っている。また、世界保健機関の統計によると、世界の患者は1億7000万人を突破している。
(2006年1月28日11時41分 読売新聞)

この薬が日本でも使えるようになったらⅠ型の糖尿病の人は随分楽になるのではないでしょうか?この吸入式って喘息の薬とかで使われているようなものの事なのかな?
今だとインスリンとか旅行に行くとき冷蔵庫がないと(高温に弱い)駄目だったり一番は注射を1日に何度もしなければならないので外出などしている場合は大変ですよね。その点この薬だったら持ち運びも便利だし場所を選ばす使えるからいいですよね。

昨年は膵島移植をする事で改善されたというニュースなどもあってⅠ型の糖尿病の人には希望が沢山持てる話題ですよね。