「僕の歩く道」ノベライズ本
- 作者: 橋部敦子,蒔田陽平
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
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とても丁寧に淡々と自閉症について表現されているドラマ作品でした。
そのノベライズ本。内容はテレビ放送のまま文章になっているので、ドラマを読んだ人はワンシーンワンシーンを思い出しながら読めると思いますし、知らない人は出演者をイメージしながら読んでもらえると良いです。
主人公は知的障害を伴う自閉症ですが私のような知的に問題のない自閉症の人間にも非常に共通点のある事がドラマの主人公や周囲の人達それぞれにあります。
ドラマは終わったけれど、主人公の人生はドラマが終わっても淡々と続いて行くことでしょう。
でも、現実には都古ちゃんみたいに理解して助けてくれる人はなかなかいないし本当にこういう人がそばにいて間でフォローしてくれる人がいると本当に良いけれど、でも一番大事な事は自分が無理するのではなくてチョット周囲からするとおかしいと思われる事があったとしても一生懸命出来る事をする事が大切なんじゃないかなと思っています。
ドラマの中で一番印象深いシーンと本当に同じ障害を持つ当事者の人達にこの言葉の意味を正しく理解することがそれぞれが今後生きていく為に大切な言葉とこのドラマの中の一番のメッセーなんじゃないかなと私は思っています
出来る事が多いのが良くて、少ないのが悪いってわけじゃないの。自分ができることを一生懸命やればいい
出来ない事と知らない事は違います。それを自分が思い込んでいないか混同してないか?それを知る事もスキルを学ぶと言う意味で大切な事なのだと私は思うのです。
輝明は黄色にこだわりを持っていましたが私は緑にこだわりがあって本当に無意識に気がつけば他の色だと思って注文したものも気がつけば緑だったと言う事は多々ありました。(笑)
自分の好きな色を身に付けると言うことも精神的に安心して楽しい気持ちになるんですよ。