最優秀作品は「フラガール」…日本アカデミー賞

 第30回日本アカデミー賞(同賞協会主催)の授賞式が16日、東京都内のホテルで開かれ、1965年の炭鉱町でフラダンスに人生をかけた女性たちを描く「フラガール」が最優秀作品賞など4部門で最優秀賞に輝いた。

 大手以外の独立系映画会社が製作した作品の最優秀作品賞受賞は、96年の「午後の遺言状」以来。

 また、最優秀主演男優賞は、「明日の記憶」(読売新聞など製作)の渡辺謙さんが受賞した。渡辺さんは、「かかわったすべての人、応援してくれた人に、ありがとうございました」と受賞の喜びを語った。

 このほかの最優秀賞は次の通り(敬称略)。▽監督=李相日(リ・サンイル)(「フラガール」)▽主演女優=中谷美紀(「嫌われ松子の一生」)▽助演男優=笹野高史(「武士の一分」)▽同女優=蒼井優(「フラガール」)▽脚本=李相日、羽原大介(同)▽撮影=長沼六男(「武士の一分」)▽照明=中須岳士(同)▽美術=松宮敏之、近藤成之(「男たちの大和 YAMATO」)▽録音=松陰信彦、瀬川徹夫(同)▽編集=小池義幸(「嫌われ松子の一生」)▽音楽=ガブリエル・ロベルト、渋谷毅(同)▽外国作品=「父親たちの星条旗」▽アニメーション=「時をかける少女

渡辺謙さん、主演男優賞初めてだったんですね〜。先日のブルーリボン賞もベルリンから戻って受賞式ギリギリセーフだったよね。ハリウッドでお仕事していても日本でのお仕事や受賞式を大切に思ってくれるその謙さんの気持ちがとっても嬉しいんですよね〜それと助演男優賞を笹野さん(武士の一分)が受賞したと言う事も嬉しかったですね。あの作品の中でなくてはならない人物でしたからね。嬉しいです♪