フィラデルフィア美術館展
会社で優待券が当たったんだけどバタバタしていてようやく今朝行ってきました。
前回の「ルーブル美術館展」よりも私もサンディも今回の「フィラデルフィア美術館展」の方が断然見ごたえがあってよかったと言う感想です。
まぁ、今回の方が自分達好みの作品が多かったと言えばそれまでかもしれませんが
今回音声ガイドの声をしていたのは元宝塚歌劇で「武士の一分」や最近ビール「金麦」のCMなどで御馴染みの檀れいさんです。(1つ500円でレンタル)やはり見るなら音声guideがある所は是非借りた方が私はより楽しめると思いますのでお勧めします。
特にエドガー・ドガの作品の中で以前からとても見たかった「14歳の小さな踊り子」のブロンズ(本当はロウで製作されたものを以後ブロンズにしたもの)チュチュと頭のリボンは布でできているんですよね〜当時はどんな色だったんだろうなぁ〜。絵画の方もさすがドガって感じで色彩の明暗もさることながら人物の描写が本当に素晴らしい。
あとロダンの「考える人」は小ぶりの物でしたが360度見る事ができるので初めて背中なども見ました(笑)
あとルノワールの「ルグラン嬢の肖像」これは本当に素敵でしたね。ルノワールの作品の良さは何と言ってもあの目ですね。(私的には)
あまり好きな画家ではないけれど、彼の作品のいずれも非木困れるのが目と髪ですね。
ピカソも数点展示されていたんだけどよかったですねぇ〜。
今回彼は「キュビズム」のカテゴリで紹介されていたんだけど、サンディが「ピカソは理解するのが難しい」と言っているのを聞いてふと思ったのが「サイボーグだが大丈夫」(まだ見てないけど)映画を見た人によって「難しい」「理解しようとしてもわからない」と言う人がいるのとこのピカソの作品って似ているんじゃないかなって。
画家が一体何を見る側に訴えたいのかと言う事を必死で絵を見て考えるけれどわからない…でも私は別に考えなくて良いと思うの、考える事も大切だけど実際はもっと単純で、それ見て何を感じるのかそれはその人の感性の問題で画一化されたものではないのではないかってね。
でもそれを無理に汲み取ろうとすればするほどきっと難しいと感じて彼の作品を彼のメッセージを遠ざけてしまうのではないかと思うんだけどね。
パク監督の今回の作品もきっとそうじゃないかなと思うの。だからこそ私はとても楽しみだったりするんだけどね。
最後アメリカの近代絵画も展示されていたけどはっきり言ってあまり面白みはなかったですね。作品は割れる区内のだろうけど私の趣味的には見入られる作品はなかったです。
でも他の作品で素晴らしいものが沢山あったのでこれから東京での展示が始まるので興味のある方は是非見に行って欲しいですね〜。