ちちんぷいぷいで

今日の「ちちんぷいぷい」の中で自閉症という障害を正しく認識していますか?」と言う項目がラテ欄に書かれていました。

石田英二さんが解説してくれるけどどんな内容かわからないし、でもこの曜日の石田さんのコーナーは結構ニート問題とか色々なことを取り上げてくれるし、以前も私も自閉症について(アスペルガーについて意見を書いた事があるけど今回は関係ないです)番組にメール書いた事がありましたけど…。

番組の内容です。

まず、今日の特集の前日に新聞社各社にラテ欄(新聞のテレビ欄に載せるタイトルなど)
今回石田さんは「自閉症と言う障害を正しく認識していますか?」と出したところある新聞社だけ「障害と言う字を取ってくれ」と言われた。自閉症は障害じゃないとその新聞社のラテ欄を担当してる人はそう思っているらしいです。
しかし石田さんは「はっきり言って自閉症は障害です」他の新聞社は言ってこなくて1社だけ言ってきました。認識は間違っていると思います。 (どこの新聞社だろうね)

発達障害と言って法律でもきっちりしています。むしろ自閉症の方たちは障害と認定して欲しいと思っています。 (石田さんの解説)

じゃぁ、自閉症はどういう障害なのかと言う説明には「発達障害」と言う事で「自閉症」「アスペルガー症候群」「学習障害(LD)」「注意欠陥多動性障害ADHD)」と各障害を説明していましたが、ちょっと勉強不足な部分もあるように思いました。

レインマンのモデルの人は高機能自閉症かカナータイプの自閉症かわかりませんと説明…う〜ん(ーー;)

いずれも脳機能障害が原因と考えられていますがその原因はわかっていません。 (石田さん解説)

自閉症を取り巻く問題について

せまい意味で(この場合カナータイプの事)の自閉症の人は全国でおよそ36万人いると考えられるが、今まで法律上は障害者として認められてこなかった(知的障害が認められる事はあった)
このため、自閉症のために社会生活に困ったり、働けない人も福祉サービスや年金の対象になっていなかった。
しかし…発達障害者支援法が昨年4月に施行され自閉症学習障害を始めて障害と認定。
乳幼児から成人にいたるまで、年齢に応じた地域での支援を目指す(具体策はこれから)

そしてカナータイプの自閉症児のVTRが流れました。

VTRがおわって
自閉症の苦手なこと

抽象的な言葉でのコミュニケーション(例:ちょっと手をかしてと言われたら本当に手を出す。具体的に「これをこちらにもって言ってと言う風に言ってあげて欲しい)

・(もっと難しいのは)暗黙の了解やいわゆる常識(例:自分の仕事が済んだら他人を手伝うと言う事が出来ないので身勝手だと思われてしまうが、的確に指示を与えて「これをして」と言うとちゃんとしてくれる)

急な変更。あらかじめ決められた手順などは会得すればスムーズに出来る。たとえば…

掃除を例にたとえて説明してくれていました。
きれいにすると言われても自閉症の人間にはどこまでがきれいなのかと言う基準がわからないのであらかじめ「まいた水を全部ふき取ったら終わり」と言う風に指示すると仕事がしやすくなるなど。

と言う事で来週は発達障害の人の就労いついてお話をしてくれるそうです。

まぁ、内容的にはまだまだ石田さん自身もわからない部分が合ったりするのですが、番組レギュラー人も真剣に聞いてくれていましたし、育て方が悪いとかそう言うものではなく障害だと何度も言ってくれていましたし、問題点もかなり判りやすく悦明してくれていたと思います。

少しでも理解してくれたと思いたいですが…