タイトルは過激だけど…
- 作者: 山崎ナオコーラ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/10/05
- メディア: 文庫
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「人のセックスを笑うな」を借りて観た。
タイトルだけ見るとなんだか過激?なイメージが致しますが…
(原作小説の方が過激といえば過激かな?)
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2008/07/25
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他にも蒼井優ちゃんなども出演しているんだけど。
あまりにも自然な日常という雰囲気の映像でそれぞれの登場人物が演技をしてるという雰囲気ではありませんね〜
セリフよりも静かな間(というか余白?)が長いんですね。
永作さんもいつもスタイリッシュなイメージだけど少しくたびれた感じのアラフォーの非常勤講師(実は既婚者)で松山ケンイチ君演じるみるめにいたっては本当にこんな男の子いるよねと言う感じで演技が演技に見えない(笑)
非常勤講師の美術講師のユリに誘われてモデルをすることになったけどアトリエに行ってユリに「服を脱いで」と言われ次々と脱がされる羽目になるシーンはあまりにもリアルで…でもとっても可愛いんですよ(DMCの根岸君とはまた違う意味で)みるめが戸惑って「えっ?マジで?」って感じで…。
だんだんユリが好きになるみるめとみるめが好きな蒼井優ちゃん演じるえんちゃんがこれまた切ないんだけど苦しいとかそういうのではないんだよね〜。
まぁ、好きな人が自分よりも年上の女性それも既婚者にメロメロな状態をもどかしく思っているんだけどだからと言って自分から積極的にみるめにアタックできないでいるのがこれまた可愛い。
ユリとみるめのラブシーンにしても過激でもないし、ジフニにこういうなんてことない本当にフツーの大学生の様な役(そして年上の女性を好きになって…翻弄されもてあそばれるアハハ)をしてほしいなぁと思ったりするんですよ(アハハ)
でもラブシーンは皆が許さん?そんなこと言わんと…
のんびりした雰囲気が全編に流れていて最後も簡潔というわけではないのが見る人にとって少し消化不良的に思われるかもしれないけれど、それはそれでその後のみるめとユリは一体どうなるのかとかえんちゃんとみるめとの関係はどうなのかなんて想像するのも楽しいんじゃないかなと思える作品でしたね。(フランス映画とか好きな人は楽しめるだろうけどアメリカ映画とかが好きな人にはちょっとしんどいかも?)
MAD「Don't laugh at my romance」
私は大好きな1本になりました。そして改めて松山ケンイチという俳優の無限の可能性に打ちのめされました。
とにかく松ケンはじめ出演者それぞれににキュンキュンしちゃいますよ〜♪