松竹2009年は少数精鋭の配給体制


バラエティ・ジャパン

       

松竹は、来年の配給本数を邦画と洋画合わせて15本前後とする方針であることがわかった。邦画大手では、東宝が邦画のみで30本前後を配給する予定。松竹は、本数をかなり絞り込んだ配給体制で臨む方針だ。


 今年は邦画16本、洋画4本の計20本を公開(2007年12月〜08年11月、共同配給含む)した。作品別興行収入では、邦画が『おくりびと』(推定30億円〜32億円)、『母べえ』(20億円)、『犬と私の10の約束』(15億円)が上位3本。洋画は、ギャガと共同配給した『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(35億円)が最もヒットした作品となった。年間興行収入では、『武士の一分』(41億円、公開は06年12月)などが公開された昨年(156億7000万円)と、競り合いそうな情勢だ。


 来年公開する作品で最大の注目作は崔洋一監督の『カムイ外伝と、かつてのヒット作『ハチ公物語』(神山征二郎監督)のハリウッド版リメイク作(邦題未定)だろう。『カムイ外伝』は松山ケンイチ小雪が主演し、すでに撮影は終了。現在、ポストプロダクション作業に入っている段階。『ハチ公物語』リメイク版は、リチャード・ギアが出演している。邦画では、『おくりびと』の脚本家・小山薫堂がオリジナル脚本を担当し、ジャニーズJr.の森本慎太郎が出演する『リトル・カントリー(仮題)』も、話題の作品となるだろう。青春映画の名作『小さな恋のメロディ』をほうふつとさせるような内容というから、今から期待がもてる。


 一方の東宝は、テレビ局はじめ各製作会社が数多くの作品を持ち込むこともあって、配給作品が増え続けているが、劇場網の充実ぶりも見逃せない。ブロック・ブッキングと言われる邦画の恒常的な興行形態である邦画系と、洋画系双方に配給網をもっているだけに、受け皿の多様さも申し分ない。


 それに対し松竹は、配給面であまり無理をしない方針に打って出たといえよう。最近は、本数の多い東宝スタイルが興行面で圧倒的な強さを発揮しているが、それが今後も有効かどうかはわからない。とにかく作品内容も含め、松竹らしい独自性を出していく必要がある。配給本数を絞り込んだ来年こそは同社にとって本当の意味で勝負の年となるだろう。

ということは、公開はやはり夏休みか盆以降とかなのかなぁ…
興行収入を見込もうと思うと沢山の人が来てくれる時期となるとそんな感じになるだろうしなぁ=3


今のところ来年は
ウルトラミラクルラブストーリーこれはかなりぶっ飛んだ作品らしい(セリフが理解できるかどうかが一番の問題かも?)から万人受けは難しいし単館上映だろう(人セクも対外好き嫌いわかれる作品だけどこちらはさらに強烈っぽいから…)


「ナクシタキオク」これは一応ハリウッド作品だけど配給はどこになるだろう?どのくらいの規模でどんなカテゴリの作品になるのか全く分かりませんが「ウルトラ〜」に比べたらありふれたラブストーリーという感じかもしれないね。<カムイ外伝これは何度も言うけど下手したらジフニの「ニンジャアサシン」と公開時期がバッティングする恐れもあるのが私にとって一番心配な事(ーー;)でも「ニンジャアサシン」が日本の何処の配給会社に買い付けられるのかにもよるか…

まぁ、とにかく今のところ上記のケンイチの作品の中でいちばん大作なのは間違いない…。

でも写真ではまだケンイチ出さないか…(;一_一)
小雪さんこんな感じなのかぁ…


でも「ハチ公物語」のリメイクって…どうよ?(汗)