チェ、28歳の革命

今年初めての劇場鑑賞作品が「CHE: PART ONE/THE ARGENTINE(日本タイトル「チェ・28歳の革命」)」


アルゼンチン出身でありながらカストロと一緒にキューバの為に革命を起こしたチェ・ゲバラの物語。チェ・ゲバラという名前を知らないとしても多分ベレー帽をかぶった髭の男性の写真を見たら「知ってる」という人は多いと思います。

ごめんなさい、面白くないからというわけではないんだけど、ぐっすり寝てしまいました(@_@;)

こんなに劇中寝てしまった作品は本当に珍しい…。
退屈だからとか面白くないからとかではないんだけどなんでだろう? 体調が万全でなかったからかもしれない(目の具合が昨日は悪かったのも原因かも?)


チェ・ゲバラって単にカリスマがあるだけではなく、とてもヒューマンな人だったんだなということはひしひしと感じることができました。そんな部分があるからこそ、いまだに世界の人から注目されたり愛されているんだろうなと思う。


革命に参加した頃、喘息の苦しみと闘いながらゲリラ戦をしてる姿、自身も医者だから色んな事分かっているはずだろうに…。


途中でカストロと合流するシーンで「どうしてリーダーにならないんだ」みたいに怒られて「よそ者だと思っているからか」みたいなこと言われ思わず「カストロ!お前分かってない」と突っ込みたくなった(笑)

とにかく銃撃戦のシーンが凄い(と言いながら寝ているんだけど)弾がまるで目の前に飛んでくる、かするような臨場感、建物の壁に当たる様子などを見ると、こちらにも飛んできそうなほどの迫力がありました。


作品はスペイン語なんだけど、監督さんはスペイン語がわからない状態で撮影していたそうだけど、最近段々そういう感じの作品が増えてきたね。ハリウッド作品だからって何でもかんでも英語でというのはやはり違和感があるわけで、イーストウッド監督作品の「硫黄島からの手紙」とかもだし、今、カノーザ監督が撮影してるケンイチが出演してる「ナクシタキオク」もハリウッド資本だけど劇中は英語と日本語で物語が進んでいくとか、よりその場所のリアリティを尊重する傾向になってきているのかな?とか思ったりもするけどどうなんだろう?


とにかく、次作の「チェ・39歳別れの手紙(1/31公開)も見る予定です。多分また今回と違う何かが観るけられそうな気もするから…(両方見ないと作品として完結できないものね)

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